花柳三祐 米寿の会

ようやくコロナの影響が減って舞台の仕事が増えてきました。

今年の夏は我が社のスタッフだけでは全然足りないくらいバレエ等のイベントで日程がどんどん埋まってました。

10月から年末年始にかけては日本舞踊の会もあちこちで開催されます。

というわけで大変遅くなりましたが10月に佐賀県唐津市で行われた花柳三祐先生の米寿を祝う会をご紹介します。

三祐先生の会は花祐会として今までにも何度かご紹介していますが、花柳流の師匠として60年の間に本当に多くのお弟子さん達を育ててこられました。

その三祐先生が目出度く八十八歳の米寿をお迎えになり記念の舞踊会が開催されました。お耳は少しだけ遠くなられましたが元気なお声は中年親父がまだ青年だった頃と少しもかわりません。

残念ながら現在唐津市民会館が新しく建て替え工事中の為に今回は唐津市文化体育館の文化ホールで行われたので少し会場が狭く本来の舞踊演目の大道具を飾ることは出来ませんでしたが御一門の日頃のお稽古の成果は十分に発揮されていました。

それでは全演目のご紹介が出来ず申し訳ありませんが、いくつか画像で紹介させていただきます。

長唄藤娘 この会場は吊り物を写真に映っている照明器具より上にアップする事が出来ないので、この藤の造花を飾るのは至難の業でした
長唄助六 背景は幕なので巻き上げましたが、前の方の吊り糸桜をアップさせるのに苦労しました
第一部最終演目黒田武士の三祐先生 背筋がピーン!
常磐津独楽
長唄鷺娘 残念ながら雪を降らせる吊り物パイプが無く、照明の雪を降らせてます
長唄浦島 舞台袖もとても狭いので大道具を減らさざるを得ませんでした
最後の演目 清元お祭り 三祐先生と賛助出演の坂東五郎さんとのからみが最高でした
おまけ 文化ホールが体育館の2階にある為、大道具は正面の大階段を何度も何度も往復して搬入!若手でさえも足がガクガクに!!

色々と大変な舞踊会でしたが三祐先生の元気な姿で中年親父も元気をもらいました。2年後の新唐津市民会館のこけら落としではもっと盛大な会を開くよと宣言された先生の卒寿祝いとしても絶対駆け付けますのでもっともっと元気に頑張ってくださ~い!

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