先日、桜の開花が全国一番というニュースも流れようやく福岡も春めいてきました。今年はかなり暖冬だとは言われていましたが、それなりに冬は冬で寒かったですから、中年親父の身体には、やっぱり春は嬉しいものです。
で話しは変わりますが3月14日15日の両日、博多座において博多座内の大道具スタッフによるかなり専門的な実地研修と、それとは別に博多座以外の部署に所属する若手社員を集めた専門劇場を勉強する為の博多座研修会が行われました。
私も15日の若手社員の研修に途中から参加させてもらったので少しだけ紹介させてもらいます。
今回の博多座研修会には市民会館や市民センター、交流センター等に配属されている照明や音響の若手スタッフ8名が参加しました。
博多座は現在、メンテや各種機材の交換の為に1か月以上舞台工事に入っており催し物が入っていません。この機会を利用し普段は同じ会社内の人間でも立ち入る機会がほとんど無い博多座のバックヤードを先ず見学させてもらいました。
博多座は建物の一階が舞台の大奈落になっており、トラックを着ける搬入口も一階です。地下二階には大道具倉庫やリハーサル室があります。三階は迫などに乗り込む中奈落部分でスタッフ部屋と楽屋も有ります。四階が舞台と楽屋。五階から上は、もう良く解りませんが天井裏やいろんなところに照明室等各部屋が点在してました。中年親父も今まで何度も博多座には来ていますが大道具関係の場所しか行かないので今回初めて行く場所もたくさんありました。本当に迷路の様でこれを全て一人で回れるようになるには相当な時間がかかると思われます(苦笑)
各所を見学しながら博多座ならではの仕組みや仕事の仕方などを大道具や照明の各担当者からわかりやすく説明をしてもらいました。
また前もって配布されていた資料に今まで聞いたことが無い道具や器具の名称がたくさん載っていた事も有り、興味津々の参加者から絶え間なく質問が飛び出て、普段は社内で一二と恐れられている大道具部門の講師役もこの日ばかりは優しさを前面に出して、とても解りやすく答えてくれていました(笑)
今回は博多座以外のスタッフを交えて初めての研修会でしたが大変有意義な会になったと思います。今回学んだことが少しでも各人が働くホールで役立つ事を願いたいです。
最後に今回の研修会を企画実行してもらった博多座メンバーにお礼申し上げます。