昨日、博多座に常駐している特派員A君 Y君 Uさんからの報告が入りましたのでご紹介したいと思います。
今月の博多座は、コロッケさんが抱腹絶倒のお芝居やモノマネショーで連日大盛り上がりです。
一部のお芝居では、小松政夫さん、安達祐美さん水町レイコさんその他豪華な役者さんと共に、涙あり笑いありの本当に楽しい舞台です。
二部では、本業であるモノマネショーで毎日お客さんを沸かせていらっしゃいます。
コロッケさんは、舞台袖などでも裏方のみんなにいつも声をかけてくれる本当に楽しくて気さくな方です(ヨイショではありません!)
今回はコロッケさんがショーの中で使用される舞台機構の「スッポン」を紹介したいと思います。
「スッポン」とは、花道の途中にある迫(セリ:昇降装置)なんですが、下からせり上がってくる役者の頭が、まるで甲羅から首を突き出すスッポンのように見える為に、この名前がついたと言う説や花道の切り穴が閉まる時、スポン!という音がするから等、色々な説があるようです。
「スッポン」は基本的に歌舞伎の場合、「ものの怪」や「幽霊」など人間ではないものの出入りに使われます。
写真①の説明
座長のコロッケさんが、「スッポン」に乗り込む前に衣装のチェックをする鏡は毎日ピカピカに拭きあげます!
写真②の説明
さて、舞台監督から床下のスタッフにQ(合図)出しがあり、床下の操作盤で「スッポン」を降ろしていきます。
写真③の説明
慌ただしい出番前にもかかわらず、写真撮影をOKしていただけました(コロッケさん本当にありがとうございます)
変幻自在に顔を変えて、いろんな方の顔マネやモノマネが出来るコロッケさんもある意味・・・・
スッポンから出てくる 「ものの怪」?なのかも知れません・・・・。
P.S. 今回コロッケさんと共演しているのは、むさくるしい男達の世界である博多座の大道具さん達の中でただ一人頑張っている紅一点です(笑)