第28回 杏苑会

先日の日曜日9月1日に福岡市立中央市民センターにおいて第28回杏苑会が盛大に開催されました。

杏苑会は以前にもこのブログで何度かご紹介しておりますが今回の舞踊会は会主の藤間伊勢登茂師匠のお孫さん藤間登茂旺希さんを含めて4名もの新名取の披露公演を兼ねており大変華やかな会になりました。

しかし実は中年親父を含め裏方チームは台風10号に翻弄されていたんです。皆さんもまだ記憶に有るでしょうが8月末の大道具の荷だし準備期間中は公共交通機関も数日の間止まってしまいスタッフが出社できず冷や汗ものでした。

また中央市民センターは建物の3階にホールが有るため大道具はほとんど階段を運んで上がらなければならず元気な若手スタッフでも数回往復するだけで息が上がる程でしたから中年親父には相当堪えました(汗・ビッショリ)

幸い当日は台風一過の好天に恵まれ沢山のお客さんが会場に足を運んでくれたので裏方としても苦労の甲斐が有りました。

それでは早速第28回杏苑会の模様を前日のリハーサル写真でご紹介させていただきます(※一部本番当日の写真も含まれています)

第一部 小袖風土記       お江戸日本橋
飛梅の賦
娘みこし
千姫
扇初め
紅売り
月夜狸
第二部    長唄 島の千歳
清元 折紙
長唄 新鹿の子
長唄 梅の栄
長唄 あやめ浴衣
長唄 操り三番叟
大和楽 団十郎娘
長唄 俄獅子
長唄 藤娘
長唄 連獅子
長唄 宿の月
清元 申酉
おまけ 大道具搬入風景

写真では伝えきれなかったと思いますが、特に藤間伊勢登茂師匠と一緒に今回から会主を務められた娘の藤間登茂野里さんとその娘で新名取として舞台に立たれた13歳の藤間登茂旺希さんの親子二代の連獅子素晴らしかったです!(中年親父だったら翌日絶対に首が動かなくなりそうな獅子の毛振りに会場中が大興奮でした)

杏苑会のみなさん並びに関係者のみなさん、本当におつかれさまでした。そして今回大道具の搬入搬出にお気遣いいただきました中央市民センターの管理運営者の皆さん本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたしま~す!!

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