御伽ノ介絵巻 其の壱~桃太郎編~2025

舞踊家梅川壱ノ介さんが手掛けている絵本と日本舞踊のコラボレーション 御伽ノ介絵巻其の壱桃太郎編のツアーが今年も7月から8月にかけて呉市、岡山市、玖珠町の三都市で開催されました

この御伽ノ介絵巻其の壱桃太郎編は令和3年の12月に梅川さんの故郷日田市で初めて産声を上げた作品ですが翌年7月に日田市で再演、12月に福岡公演、そして昨年の8月に福岡と愛知県春日井市での二都市公演を経て今年の三都市ツアーとなりました

公演の内容に関してはこれまでも何度かこの大道具中年親父の日常ブログで紹介していますが、昔ばなしの世界が落語、日本舞踊、クラシック音楽、そしてアニメーションのコラボレーションによって新しく生まれた作品で、子どもたちがワクワクしながら「はじめての伝統芸能」をみて、触れて、学べる感動体験の場となります

梅川さんのこの作品に掛ける情熱は半端ではなく毎年中身がグレードアップされていくので舞台転換を行う裏方としては中々大変ですが、作品がどんどん良くなり公演に足を運んでもらった多くの子供たちや親御さんからの歓声も公演を重ねる度に大きくなっているのが舞台裏からでもわかり大変嬉しく思いました

それでは今年の桃太郎のツアーを振り返ってみましょう

第一部の幕開きは客席からの大合唱による「東西振れ」で始まった口上
日本舞踊の基本を会場に伝えた後に長唄宝船を実演
落語とは何ぞやのやりとりの後に小噺の実演
いよいよ第二部 御伽ノ介絵巻其の壱桃太郎編のオープニング
犬、猿、雉(きじ)をお供にしていざ鬼ヶ島へ
鬼たちに囲まれ桃太郎たちのピンチ
会場のみんなが大切なアイテム桃色バンドで桃太郎たちを応援する
降参した鬼たちと仲直りして一緒に踊る
フィナーレ 鬼ヶ島が花いっぱいの島に生まれ変わる

今年の三都市ツアーは各地ともに猛暑でホールの外は灼熱地獄のようでしたが何とか無事に乗り越える事が出来ました

梅川さんを始め噺家の三遊亭鳳志さん、ヴァイオリニストの朝来佳一さん、ピアニストの林紋子さん、本当におつかれさまでした また制作の岩永さん、野主さん、照明、音響、映像スタッフのテイクファイブさん、今回も大変お世話になりました それから呉信用金庫ホール、岡山芸術創造劇場ハレノワ、玖珠町メルサンホールのスタッフの皆様も御協力ありがとうございました!

2026年夏のツアーも熱い夏にしましょう! 関係者の皆様 来年もよろしくお願いしま~す!!

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