これまたご無沙汰で一昨年夏以来のオフの報告になります。
この冬はコロナウイルスの感染拡大で日本中がピリピリモードになってしまい中年親父の生業である舞台関係の仕事もイベントのキャンセルや延期の報告が増えてきました。何とかこれ以上の拡大が抑制され普段の日常に早く戻ってほしいものです。
コロナウイルス感染が怖くて外出を自粛したわけではありませんが、先日の連休の間、中年親父は連日朝から日暮れまで山に一人で籠っておりました。
前回のオフの報告で大木の伐採を書いてましたが、あの後にもさらに一本木が倒れました。木の寿命なのかどうか詳しいことはわかりませんが、一部分だけ虫に 食われていたけれどスカスカになってるわけでもなかったし、明らかに枯れているわけでもありませんでした。とりあえず倒れた木を処分するために、もったいないので苦労して薪にしましたが大量の薪が出来て野外で使用するには流石に消費しきれないとなり、それならいっそのこと家の暖房に薪ストーブをと後先考えずに導入しちゃいました。でも薪ストーブで使用できるのは薪状に割って1年半から2年は乾燥させないといけないんですよね。仕方なく今年の冬の薪はすべて薪屋さんから購入ということになってしまい暖冬にも関わらず、これまでの灯油のウン倍もの燃料代になってしまいました(泣)
そんなわけで来年、再来年の冬を出来る限り自前の薪で乗り切ろうと年末から山奥の木を何本か伐り倒して、年が明けてから休日の度に薪の長さに玉切りした物を家の近くまで運んで薪割をしてるわけです。
実際に木を伐って薪割をしたことが有る方なら良くわかると思うのですが丸太は本当に重いです!今まで年に何十本も伐採していた太い孟宗竹なんか比べ物にもなりません!!短く玉切りにした物を平坦な場所だけは一輪車に載せますが段差のある斜面では人力に頼るしかないので凄まじい重労働です。毎年竹林整備には手を貸してくれていた息子や娘も木は重過ぎると手伝いを拒否されてしまいました(涙)
それでも薪割の段階までたどり着くと少しは楽になります。薪割台へ何度も太い丸太を載せるのは、やはりきついし大きな節があるものや木の繊維がねじれたものは割るのにも相当な苦労が要るので「楽になる」というのは語弊があるかもしれませんが、斧を使うのに慣れてきて一撃で太い丸太を真っ二つにすると自分が剣豪にでもなったような心持で気分が爽快になります(笑)
とりあえず全部薪にするには、もう少しかかりますが、この前の作業でも日中は十分に暑かったので春になる前に急ピッチで終わらせねばと老?体に鞭打ち頑張り続ける中年親父でした。