今日は福岡市民会館の自主事業であるバックステージツアーの仕込みリハーサルが市民会館の大ホールと小Hで行われています。
我が社(福岡市民ホールサービス)はご存知の方も有るかとは思いますが福岡市民会館の指定管理者として会館の運営と管理を福岡市より任されています。指定管理者となってから毎年自主事業として開催しているのがこのバックステージツアーで今年で6回目を迎えます。
毎回趣向を変えて舞台の表と裏側を多くの方達にお見せし大道具の転換の秘密や照明や音響の仕組みを解り易く説明しています。
今年は初めて日本舞踊の「藤娘」を題材にしています。もともと日舞や歌舞伎は我が社の得意分野なものですから、少しばかり欲張ってと言うか少しでも多くの演出をいっぺんに見てもらう為に通常の「藤娘」の演出ではやらないような幕の開き方をするようです。
それからバックステージツアーには我が社にとってもう一つの意味合いがあります。
それは大道具、照明、音響の各パートを若手の社員だけで取り仕切らせると言う事です。通常は現場でベテランのチーフや先輩たちから怒られ、指図されて舞台の仕事を行っている若手が自分達の責任で打合せの段階から本番までを必死に考えながらこなしていきます。
きっと彼らにとっても素晴らしい経験になると思います。
本番は9月17日です。
しかし気になるのは台風の動きですね。何とか当日無事に開催される事を祈ってます。