先週の土曜日、前原の舞台総合研究所で瓜生山同窓会(※京都市左京区の瓜生山に所在する学校法人瓜生山学園の京都芸術短期大学と京都造形芸術大学の卒業生で構成されている同窓会組織)九州支部主催の「舞台と大道具の世界 探検ツアー」が行われました。
中年親父も舞台総合研究所の製作現場の案内人として参加させてもらいました。当日は、ちょうど博多座3月公演「めんたいぴりり」の大道具製作真っ最中でしたので、参加された皆さんも、どういう工程で舞台のセットが作られていくのか興味津々で見学されていました。
ただ、今までも数人の方を案内したことは何度か有りましたが、今回は20名以上の方達でしたし、製作中という事も有って、いろんな工具音が鳴り響き、なかなかうまく説明できなかったように思います。参加者の皆さんゴメンナサイ!
工場見学の後は場所を近くの伊都文化会館の会議室に移し、少しだけ中年親父が質疑応答を受け、その後、京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科教授で立体造形家の田村先生による特別講演がありました。田村先生の講演は普段身近に有るのに、ほとんど見ていなかったような物が意識を変えるだけで、いろんな物に見えてくるという、とても興味深いお話でした。他にも中年親父の世代にはとても懐かしい怪獣のキャラクターの話などが有って、あっという間の特別講演でした。
今回の「舞台と大道具の世界 探検ツアー」中年親父が担当した製作現場見学が参加者の皆さんの期待に応えられたかは、甚だ疑問ですが、一人でも多くの方が舞台への興味を持って頂き、劇場へ足を運んでもらえれば、こんなに嬉しい事は有りません。
最後に参加者の皆さん、瓜生山同窓会スタッフの皆さん、おつかれさまでした。田村先生、あの後しっかり博多の幸を堪能してもらえたでしょうか?また機会が有りましたら楽しいお話を聞かせて下さい!! 皆さん本当にありがとうございました!!!