博多座7月公演「エリザベート」の搬入仕込み

今日から博多座7月公演「エリザベート」の仕込みが始まりました。「エリザベート」は博多座で過去3回上演されている人気ミュージカルで4年ぶりの公演になります。

まずは舞台上に全員そろって朝礼です。始業の挨拶から作業行程の説明、諸注意が行われます。大勢の大道具さん達が真剣に聞き入っています。

  搬入開始です。大型のトラックが次々に搬入口に横付けされてきます。

大道具のセットが降ろされだしアルバイトさん達の手も借りて運ばれて行きます。持ちにくいものやあまりにも重いセットは台車に載せて運びますが大きなパネル等は搬入口付近で邪魔になるので次々と一気に手運びで入れちゃいます。

また博多座の搬入口は歩道に面しているので通行の方がさしかかる度にどんな重い荷物を持ったままでも歩行者優先で耐えます。

  建物の中に荷物を持ち込んでからも博多座の舞台は地上4階に有るので、1階は舞台で言うと「大奈落」と言う事になり、沈めた迫(セリと呼びます、博多座には大小何種類もの迫が有り各々の迫を番号付けで呼んでいます)に乗せて舞台上に荷物を上げていきます。

舞台上ではまず場面ごとや仕込み行程にそってセットが仕分けされていきます。有る程度、道具が搬入されると迫から離れた舞台の前の方で大道具の仕込みが始まります。

転換用の割レール(巨大なカーテンレール)や幕類が吊られた後、アクリル製の巨大な立ち木のオブジェを仕込んでいる所ですが結構手間取ってるようです。

舞台上で鉄骨製の大きなセットを立て込んでいます。舞台袖上部から太いロープで引っ張る人と下から大人数で押し上げるというまさに人海戦術ですね(笑)

奈落でも大きな鉄骨の屋体が組み立てられていました。このセットがどんなふうになっていくのかはまた次回に報告します。

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