藤生会 in 嬉野市公会堂

客席中に特設調光室
客席中に特設調光室

先週は佐賀県の嬉野市に行ってきました。
藤生会の藤間幸豊先生が主催された「葉月~歌とおどりの祭典~」で大道具、照明のお仕事を受けて頑張ってきました。

お客さんの頭の上から
お客さんの頭の上から
狭い袖
狭い袖

会場の嬉野市公会堂は劇場と言うよりは体育館に近い作りなので、舞台袖のスペースがほとんどありません。大道具の置場を作るのはもちろん出演者同士がすれ違うのも大変な有様で、あまり多くの舞台セットは持ち込めませんでした。
ところが照明さんは会場に備えつけの照明器具がほとんど無い為に福岡から機材を持ち込んで仮設しなければならなかったのでトラックに積載する大道具と照明機材の割合がいつもとは全く逆になってしまいました。
電源も建物外部から引っ張って来なければならず相当大変だったと思います。大道具要員も仕込み中は2人が照明を手伝っていましたので大道具の仕込みは私と若手の2人で休む間もなく汗ダラダラでやり遂げました。

大道具さん苦戦してます
大道具さん苦戦してます

本番中はとにかく舞台袖が狭い上に仮設電源の為の調光ユニットや太い電源コードが所狭しと這いまわっているおかげで大道具を舞台へ出し入れするのがとにかく大変でした。

それは恋(梅川・忠兵衛)
それは恋(梅川・忠兵衛)

公演は幸豊先生とお弟子さんによる日本舞踊とアマチュア歌手の方々が古賀メロディーをギターアンサンブルの生演奏で歌うという2部構成で、尚且つ昼夜2公演でしたので朝10時半から夜の10時前までかかりました。前日の仕込み、リハーサル日を含めると、しっかり長丁場で大変でしたが幸豊先生のお計らいで嬉野温泉に2泊させてもらい、とっても気持ちいいお湯にしっかりと浸かれました。また83歳と高齢の幸豊先生がバラシ(撤去片づけ)後の遅い時間から私たち大道具と照明のスタッフの為に反省会(打ち上げ)を深夜まで行っていただきました。
幸豊先生、そして藤生会のみなさん、おつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。また次回もぜひよろしくお願いいたします。

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください