博多座公演がいよいよ再開しま~す‼

コロナの感染が拡大してから、ずっと休演していた博多座の公演がいよいよ明日から北島三郎さんのコンサートで再開されます。

我が社の大道具さん達も博多座の舞台で仕事が出来るのをずっと待ち望んでいたのでセットの建て込み、リハーサルと水を得た魚のように張り切って働いています。

何日間かは交代での研修を製作場や市民会館でおこなっていましたが、ほぼ半年の間、自宅待機でしたので本当につらかったと思います。

今回の公演再開に臨んでは博多座の職員及び担当するスタッフ全員のPCR検査も行われました。我が社のスタッフから陽性者が出たらどうしようかと不安もありましたが幸いなことに検査を受けた方々全員の陰性が確認されホッとしました。

同時に博多座では各セクションが考えられる限りの感染防止対策を行っていますので安心して多くのお客様に来場してもらいたいです。そして一刻も早く福博の街に明るい話題を広げて欲しいと思います。

今回、こういう状況下でコンサートをやっていただく北島三郎さんは博多座開業後、歌手として初めて座長公演を行って以来2015年まで毎年座長公演を行っていただきました。その当時は北島さんも本当に元気で(今でも十分にお元気ですが)裏方を集めては盛大なパーティーを開いてもらっていたし、北島さんが大好きな野球で交流するために博多座の大道具さん達を集めて我が社の野球チーム「ハンマー」を結成しました。

実はこの中年親父が初代監督を務めて毎年のように公演後に試合を行いました。一番思い出深いのは中年親父の地元の公園のローカル野球場で試合をした時です。なんと北島さんたちは大型バスを仕立てて公園の小さな駐車場に乗り込み、試合が開始されるや応援する大勢の女性キャストたちの黄色い声援が激しすぎた為に公園を散歩していた近所の人たちが何だ何だと集まり始め「サブちゃんだ、サブちゃんがいる」と大騒ぎになってグランドの周りに凄い人垣が出来ました。その試合で北島さんが打席に向かった時に監督特権で中年親父がマウンドに立ち「ど真ん中、ど真ん中」と自分に言い聞かせコントロールに苦労したことが忘れられません。

試合前の監督握手
投手サブちゃん
試合後の記念撮影

中年親父の昔話が長くなりましたが、とにかく明日9月12日から15日まで博多座「北島三郎ファミリーコンサート2020」開催されます!ぜひ皆さん博多座まで足をお運び下さ~い‼

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