令和3年になってから初めて、中年親父がようやく舞踊会の舞台裏で働くことが出来ました!
大分県佐伯市で昔からお仕事をさせていただいている花柳流鈴音会会主 花柳綾知恵さん、同じく花柳流龍知会会主 花柳龍知郎さんの両師匠が「コロナ渦の中、多くの方々が当たり前の日常を奪われ心を痛めている」 自分たち日本舞踊家も活動を制限され発表の場を失い先行きの見えない日々を過ごしているが、それでも何か少しでも皆さんに希望や喜びを感じてもらう事が出来ないかと模索し続けて立ち上げられたのが今回開催された「二人会」でした。
今月17日に「二人会」は昨年10月に開館したばかりのさいき城山桜ホールで行われ中年親父も初めて足を踏み入れました。真新しい劇場で感染対策を徹底して行い、舞台裏も密にならないように大道具照明はもちろん衣装さんや床山さん、楽屋周りのお世話係りの方に至るまで必要最小限の人数で臨んだので、会主のお二人自ら出番以外はいろいろと周りのお世話で動き回られてました。
今回、綾知恵さん龍知郎さんお二人のご心労はいかばかりかとこちらの方が心配するほどでしたが当日はチケットが完売で客席は大盛況でした。お客さんも声はかけられませんが割れるような拍手を何度もしていただき、本当に素晴らしい舞踊会となりました。
それでは舞踊会の様子を少しですがご紹介します。
全ての演目を紹介できず申し訳ありません。綾知恵さん、龍知郎さん、それから鈴音会、龍知会ならびに関係者の皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
今回の「二人会」でようやく現場復帰出来た中年親父でしたが福岡に戻ってからは感染拡大の第4波が関西、関東に止まらず全国に広がりを見せてきており福岡でもまた緊急事態宣言が発令されてしまうのではないかと心穏やかではいられません。
しかしながら「二人会」を立ち上げられたお二人の「朝の来ない夜はない」の思いを信じてこれからも頑張っていくしかありません!
頑張りましょう皆さん!!