11月25日26日の両日、おおいた演劇の会15周年記念公演 「教室に灯りの点る頃」がホルトホール大分で上演されました。
おおいた演劇の会は大分の演劇を元気にしたい、演劇の裾野を広げたいと大分県内の劇団や演劇関係者の皆さんが集まり2006年に発足されました。その後は毎年のように舞台公演やワークショップを開催されてきました。
本来ならば2年前に15周年を迎えていましたが、ご存じのように演劇界はコロナ禍の為にほとんど活動することが出来ませんでした。そのために敢えて今回の公演を15周年記念公演と銘打って開催されたそうです。
今回のお芝居の舞台は夜間中学です。演出家の清末先生が5年前に練習で使用した公民館でたまたま手にした1枚のチラシ(夜間中学をご存じですか?と書かれてあった)がきっかけになり「教室に灯りの点る頃」が生まれました。
夜間中学にしか通えない主人公の葛藤や夜間中学の存続に反対する人々、夜間中学を守ろうとする教師たち、登場人物個々の事情が複雑に絡み合いながらも最後には感動的なエンディングを迎える素晴らしいお芝居でした。涙腺が緩んでいる中年親父はもちろんしっかりと泣かせていただきました!
それでは「教室に灯りの点る頃」の様子を少しご紹介させていただきます。
おおいた演劇の会の皆さん、おつかれさまでした。本当に良いお芝居でした。 また次回も中年親父を泣かせるような芝居を作ってください。 それに負けないようなセットを作らせていただきま~す!